2007/4/22講演会のご案内

手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会







講師 中村 勝氏(柏市史編さん委員)

日時 2007年4月22日(日)午後1時〜3時半(予定)

場所 柏市中央公民館 講堂 

会費 500円 中高生300円

懇親会 於中央公民館 別会費500円


柏では現在、柏の葉駅を中心とした新しい街づくりが進みつつあります。東葛地域の 主要部分は、江戸時代幕府直轄の馬牧でした。明治新政府になって、失業した旧武士 階級などの救済のため、牧の開墾が始められそれが殖産興業の一つの柱になったので すが、開墾は生易しいものではありませんでした。
これらを資料をもとに、江戸時代から昭和まで続く開墾の人間ドラマを語っていただき ます。


主催 手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会

HP: http://www.matsugasakijo.net/

後援 柏市教育委員会、松戸市教育委員会


お問い合わせ先 久川 TEL04−7134−8833 

メモ:小金牧と開墾
小金牧は、佐倉牧とともに、下総台地にあった江戸幕府直轄 の牧で、東葛飾地方のほぼ全域の台地上にありました。牧での新田開発、開墾は江戸時代から一部行われて いました。明治維新で明治新政府ができると、家禄を失った旧武士階級や都市困窮民の救済のため、 下総の牧の大規模な開墾が新政府によって企てられ、入植が行われましたが、慣れない農作業、厳しい自然 環境に加え、新政府側の不手際もあって、開墾は困難を極めました。柏の豊四季や十余二は、開墾にちなんだ 明治の新地名です。結局、当初の入植者で少数残った人々と後から入植した隣村の農業経験者によって、開墾は 成し遂げられました。


畑の上をあるく雉