2011年度の活動アルバム

手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会





講演会「近代手賀沼の干拓と吉田甚左衛門」
 2011年度最初の講演会のテーマは、手賀沼干拓とそれに反対し手賀沼の景観を守ろうとした人々のなかで、歴史上異彩をはなつ吉田甚左衛門の話。
吉田甚左衛門は、手賀沼干拓に反対した杉村楚人冠らと連携し、実業家ならでは発想でユニークな活動を行ないました。講演は、講師として柏市教育委員会専門主幹の高野博夫氏。最近見つかった史料などをもとに講演していただきました。

(写真は、左:講演する高野氏、右:熱心に聴く来場者)

 
田嶋先生 展示した将門・秀郷合戦図絵馬の画像

講演会の内容

 
 近代の手賀沼干拓と吉田甚左衛門」と題した、この講演会は4月24日(日)午前10時から、柏の葉にある、さわやかちば県民プラザ3F大研修室で行ないました。今回東日本大震災により、計画停電などあり、時間帯も急遽変更したにもかかわらず、来場者は61名。。 講演では、資料現物のコピーも説明の最中に示され、説得力がありました。 柏市は花野井の吉田邸などからの膨大な史料を保持しているとのことですが、講演の元情報も、吉田邸から発見された膨大な史料であったことを想起させるものがありました。

 

 
講師の高野氏挨拶 講師の高野氏と開会挨拶
展示 手賀沼周辺の写真などの展示



相原先生講演会

 2011年9月25日(日)13時半〜16時、柏勤労会館にて、「手賀沼流域の歴史と生活を語る」というテーマで講演会を行ないました。講師は長年高校、大学で教鞭をとられ、柏周辺の地域史の第一人者といわれる相原正義氏。「柏−その歴史・地理」などの著書があります。 今回、手賀沼流域地域について、沼の成り立ちから古代、中世、近世、近代と連綿と続く歴史と人々の生活について、語っていただきました。今回、絵馬画像や城のパネル、模型なども展示、参加者には休み時間に見てもらいました。
  
  相原先生
 熱心に講演される相原先生
講演風景
 講演会場は勤労会館

【展示された絵馬画像】

  大絵馬
 松ヶ崎不動尊風景図絵馬



 

松ヶ崎城祭りにかえておこなった除染

 本来は、手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会主催の第3回松ヶ崎城まつりを行なう予定でしたが、福島第一原発事故の影響による放射線量の高さから、急遽除染を11月20日(日)10時から行いました。
(1)日時
2011年11月20日(日) 除染作業:10時〜12時40分
昼食・音楽鑑賞にて慰労会、後片付け、  除染後の放射線量計測 14時30分終了

 (2)作業場所
柏市松ヶ崎字腰巻457-1辺りの松ヶ崎城跡東側台地中段の草地平場 (「シンボルツリー」として植樹した桂の木の周辺)

(3)実際の作業要領、実施状況
  前日 除染対象場所を中心に放射線量を計測
当日 作業開始前 近隣へ挨拶、用具等準備、作業は20名ほどで行い、最終的に掘った土を台地中段の一箇所に穴を掘って埋めました。
事後、韓国の石のパーカッション奏者の三浦能さんと管楽器奏者の井出文彦さんとのコラボ、演歌の茗荷さん、近隣の方の尺八演奏で疲れを癒しました。
穴掘り
 剥いだ表土を埋める穴を掘る
表土をはぐ
 表土を剥ぐ


石のパーカッション
 石のパーカッションの三浦氏と管楽器井出氏
茗荷さん
 茗荷さん


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