講演会 小金牧の開墾  −北総の夜明け前

手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会

講演会の情報が新聞に取り上げられる

 
新聞
 講演会の情報が、事前に毎日新聞に取り上げられました。

当日講演会風景

 
「小金牧の開墾 −北総の夜明け前」と題した、この講演会は4月22日(日)13時から、柏市中央公民館5階講堂で、手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会主催で開催されましたが、13時の開会のだいぶ前から会場に来られる人もいました。
会場の受付では、当会で作成した宝永元年の手賀沼絵図を元に300年前の手賀沼を考察した資料、会発行の「手賀沼が海だったころ」の書籍、会のビデオが販売されましたが、一部200円の手賀沼絵図の資料は完売しました。
 なお、当日の講演会参加者は70名弱。講演終了後も活発な質疑が行われました。




開始前 開始前に「松ヶ崎城」のビデオ上映
前会長挨拶 川上前会長による挨拶
講師の中村勝氏1 「赤報隊幹部は北総のアイデンティティを持っていた」と講師の中村勝氏
講師の中村勝氏2 東京窮民、近傍窮民、出作農民ら、開墾農民の苦闘が具体的に語られる

 
講演会レジュメより

はじめに
・「北総」という歴史的地域はあったか
・ 戊辰戦争の影と「北総」
T「土地開墾碑」をたてた人々
     窮民授産を標榜しながら富民授産に終わった小金・佐倉牧開墾
     開墾会社と東京窮民、移住農民、出作農民
     開墾会社の解散とその後の開墾地
U 開墾地の分配
V 大審院に渡る裁判闘争
むすびにかえて 
     旧東葛飾郡の人口爆発と「北総」の変貌