第2回 松ヶ崎城まつり

手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会

 手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会では、第2回目の城まつりを2010年度のイベントとして行いました。以下、その内容を報告します。

(写真撮影:新名さん他)



【第2回目の城まつり】


 城まつりののぼり旗を台地中段にたて、手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会主催の松ヶ崎城まつりは、2010年11月14日(日) 午前10時から午後4時前まで行われました。
 天気は曇りのち晴れで、曇っていても薄日が差し、幸い雨は降りませんでした。

 午前10時からのオープニングでは、呼魂太鼓さんが総勢17名と大勢で勇ましい太鼓、鉦の音と巧みなばちさばきで盛り上げてくれました。
二番手のKDS銭太鼓とどじょうすくいの熱演のさなか、秋山柏市長も駆けつけ、演技に見入っていました。演技が終了後、秋山市長には挨拶をして頂きました。  午前、午後2回の見学会には、のべ70人くらいの方が参加されました。古い大正頃の演歌や三味線を弾きがたりの茗荷さん。「松ヶ崎城節」を今回も披露して頂きましたが、この歌は別途紹介しようと思います。 
 それから近隣の方の尺八では、会の保存への取り組みにちなんだ曲を演奏して頂きました。鈴木のぼるさんのオカリナは鈴木もといさんのギターでの伴奏つきで、ノスタルジックな世界に誘ってくれるようでした。今回も野菜の販売があり、それは作業所ポコアポコさん。またロータリークラブ会員によるコーヒーなどの飲み物販売があり、ホット一息。松葉町のアーシアンさんによるアジアの小物・雑貨等の販売も行われました。

 焼き芋は可愛い売り子さんで、完売。祭り全体では、今回も第1回目と同じくらい、300人ほどの人出となりました。

コーヒーこれから 野菜販売 会長挨拶

【オープニング】


柳沢副会長の開会宣言、森会長のあいさつの後、オープニングで呼魂太鼓さんによる和太鼓の演奏が行われました。演目は、「ぶち合わせ太鼓」、 「紅竜昇天」、「双竜」、「打弾」、「紅竜囃子」。吉田宗家以下総勢17名で、オープニングを盛り上げる勇壮な演奏をして頂きました。


呼魂太鼓 呼魂太鼓2
呼魂太鼓2 呼魂太鼓3





【秋山市長も来場】


 続いて、銭太鼓とどじょうすくい。銭太鼓は初めて見ましたが、細長い筒状のものにお金を入れ、地面を叩いて鳴らすもの。どじょうすくいは、しぐさが細かく、表情も面白くて、熱演でした。その演技のさなか到着した、秋山市長は挨拶のあと、引き続いて行われた午前の見学会にも参加されました。

銭太鼓 秋山市長
どじょうすくい

【見学会】


 今回の見学会の説明は、当会会長が行いました。まず、台地東側にのぼってもらい、物見台付近から見学を始めました。
 物見台は、古墳を利用したもの。物見台も含めて、古墳は三基あります。門跡、郭内、土塁や堀、虎口の様子などを見てもらい、城の構造や特徴について解説しました。  お不動さん跡まで行き、参加者からも、城の保存状況などについて質問も出ました。


見学会 見学会2

【演芸と音楽】

茗荷さんは演歌と三味線がたり

 前回に続いて登場の茗荷さんは、「松ヶ崎城節」。またお馴染、三味線がたりです。 布施弁天のお使いの話は、一種の怪奇譚ですが、妙な魅力があります。
 さらに、尺八演奏では、城の保存に向けて、エールを送る曲、そしてこの夏なくなった当会の前事務局長追悼の曲もありました。

茗荷さん 尺八演奏

演者も出店も増え・・・

 鈴木のぼるさんは、松戸の人ですが、オカリナで有名。「エデンの東」など、懐かしい映画音楽も含め、ノスタルジックな曲で楽しませてくれました。
 今回はポコアポコさんの野菜販売、松葉町のアーシアンさんのアジア雑貨などに加え、ロータリークラブの会員出店でコーヒー、紅茶の販売があり、当会は焼き芋、缶のお茶類、DVD、本、さらに古色蒼然とした戦前の絵葉書を販売しました。絵葉書は一枚も売れないかと思っていましたが、買ってくれた人がいて良かった〜。受付、販売などをしたスタッフのほか、ご近所会員のMさんには、またお世話になりました。


鈴木のぼるさん 来場者
受付

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