第7回 松ヶ崎城まつり & 出前松ヶ崎城祭り

手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会

 手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会では、第7回目の城まつりと出前松ヶ崎城祭りを2016年度のイベントとして行いました。 以下、その内容を報告します。

(写真撮影:染谷毅氏ほか)

  

【第7回目の城まつり】


 今回の松ヶ崎城祭りは、2016年11月20日(日) 午前10時から午後3時頃まで行われました。松ヶ崎城祭りとしては、7回目になります。その前週の日曜日には旗立てと、城跡の堀などにあった廃材の整理と清掃を行った後、チラシを配りました。当日は好天に恵まれ、11月としてはおだやかな温かい日和でした。

 午前11時からは見学会。午後1時からのも含め、2回の見学会には、のべ50人くらいの方が参加されました。 
 オープニングは、マーサ☆リノイエさんのポップ三味線。午後はおおたかの森お囃子会のお囃子と獅子舞。出店はブックススズキ(柏市松葉町)さんと急きょお呼びした絆:福島支援柏コットンプロジェクトです(右下綿の人形の写真は絆:福島支援柏コットンプロジェクト提供)。
定番となった焼き芋は、今年は芋が不作でしたが、千葉産(香取、白井、船橋)、神奈川産で、種類もベニハルカ、ベニアズマ、安納芋を集め、ほぼ完売しました。 入場者は雨に降られた前年よりは上回り、約250人と思います。

 

旗 展示
旗 人形






【恒例の見学会】


 例年通り見学会の説明は、当会会長が行いました。
 本年6月の根戸城見学会でもお話した北柏駅周辺の城館跡、遺跡の密集状況や創立15周年記念講演会での間宮先生の「松ヶ崎城の性格を考える」という講演の内容も交えた解説としています。戦国時代初期の特徴のある、城の構造や歴史について解説しました。  南側腰郭の一つにあるお不動さん跡では、根戸村奉納の手水鉢や不動尊に保存されていた絵馬(現存せず)の話もしました。


マーサ☆リノイエさん1 綿

【三味線演奏】


 今回、オープニングで、三味線演奏はマーサ☆リノイエさん。 三味線をエレキギターのように操るベンチャーズ・サウンドに山口百恵、黒田節の応用パターンとか、驚きの曲の連続でした。 

演奏1 演奏2

【お囃子・獅子舞】


 午後はクイズもしましたが、次の演目はおおたかの森お囃子会のお囃子など。一通りお囃子の演奏の後の獅子舞は、ひょっとこと獅子のペアで、コミカルな動き、最後は皆の周りを獅子がまわって厄除けです。


獅子舞 獅子舞厄除け


【出前松ヶ崎城祭り】


 また、今年は出前松ヶ崎城祭りを11月23日(祝・水)に行いました。柏市民活動フェスタのパレット柏会場のイベントの一つとして、パレット柏多目的スペースBにて、12時半から14時半の2時間のコマで行いました。

 藤原正治さんによるエレキギター演奏、茗荷さんの三味線がたりがメインで、他に江州音頭も。藤原正治さんは、「想い出の渚」といったGSサウンドや「無法松の一生」などを演奏。
 茗荷さんは、おなじみになった「松ヶ崎城節」や「香取の海」、そして金子みすず童謡集からの新作、さらに最近「キツネ山」で知られる柏市増尾の幸谷城跡の柏市による土地取得が話題になっていますが、「増尾の狐」という不思議噺。 入場者は20名ほどとやや少なかったですが、司会の富澤美奈子さんは大活躍でした。

マーサ☆リノイエさん1 綿

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