2020/10/18講演会

手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会




テーマ:「原胤昭と手賀原氏」


講師:高野博夫氏 (柏市教育委員会)
日時:2020年10月18日(日)10時〜12時

場所:アミュゼ柏 プラザ 

会費:500円(資料代) 



 2020年10月18日(日)10時〜12時、アミュゼ柏のプラザにおいて、歴史講演会「原胤昭と手賀原氏」を開催しました。 講師はおなじみの柏市教育委員会 高野博夫氏です。
 原胤昭は幕末の頃の与力で、明治以降はキリスト教を信仰、刑余者支援など様々な社会事業を行いました。 この講演では、原胤昭がキリスト教に入信するきっかけになった、江戸初期にキリシタンとして処刑された原氏宗家の原主水のことや原胤昭の事績、手賀原氏、手賀城を中心とした手賀地域の歴史について、詳しく語られました。  なお、4月29日に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、会場が使用できなくなったため、延期しました。


主催 手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会

HP: http://www.matsugasakijo.net/


当日講演会の様子など

 
 原胤昭は、江戸時代最後の町奉行所与力で、明治になってからキリスト教に入信、十字屋書店を経営したり、原女学校(現在の女子学院の前身)を創設したりしましたが、自由民権運動に呼応して福島事件を題材にした社会風刺の出版をしたために投獄され、それがきっかけになって刑余者の支援活動を行い、日本最初の教誨師になりました。 原胤昭は手賀原氏の子孫でしたが、先祖所縁の手賀に何度も訪れました。  手賀は、手賀沼南岸の手賀城という手賀原氏の中世城郭があった地域で、興福院、兵主八幡神社など手賀原氏の伝承のある寺社もあります。 その手賀の原氏墓所には、原胤昭の墓が沢山の刑余者の墓に囲まれてあるのです。







          
講演 会場であるアミュゼ柏 プラザには、熱心な受講者が集まりました。
講演2 史料を示して講演を行う高野氏。
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司会 コロナ対策で、受付にはビニールの仕切りが設置され、アルコールも置かれて、みなマスクやフェイスシールドを着用していました。
資料十手の説明をする司会の森会長。
疾風パネルや書籍、十手のささやかな展示も。 


 


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