2010年度の活動アルバム 手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会 |
講演会「保存運動と歴史からみた東葛の城と松ヶ崎城」 | |||
2010年度最初の講演会のテーマも、前年度に続き、松ヶ崎城の保存と将来に関するもの。 講演は、「保存運動と歴史からみた東葛の城と松ヶ崎城」 と題し、講師は北小金の地域史研究家 田嶋昌治先生。当会発足以前の松ヶ崎城跡の保存運動など貴重なお話を聞くことが出来ました。 (写真は、左:田嶋昌治先生、右:展示した将門・秀郷合戦図絵馬の画像) |
講演会の内容
来場者は例年よりかなり多く90名。松ヶ崎城の保存問題は、2008年にはマスコミも大いに取り上げ、その後植樹など実施したため、講演を聞こうという人も多かった様子。
松ヶ崎城の周辺で、例えば船着き場が三つもあったという伝承や以前台地下に工場があったアサヒ飲料の方は水神様を丁寧に拝んでいた話など、我々でも知らなかったことも含め、詳細な説明がありました。 |
展示した大絵馬の画像 | |
資料でつかった手賀沼南岸の城跡分布 |
松ヶ崎城跡の植樹 |
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松ヶ崎城跡の保全問題で、樹木の伐採された城跡をそのまま雑草が伸び放題の状態にしておくわけにはいかない、計画的に植樹をして、木々の緑あふれる山にするべきだとの
考えから、2009年度から植樹の計画を立案・実行してきました。それは樹木の「里親」制度による植樹です。2010年2月から3月にかけて、当会中心の「里親」による植樹と柏ロータリークラブ
による植樹が実施され、さらに7月には「里親」の方々の記名板の除幕式も行いました。 2011年3月に予定していたシンボルツリーの植樹は、木を桂にすると決め、式典の準備もしてきましたが、あいにくの東日本大震災で植樹式は中止、植樹と廃材のチップ化作業のみ敢行しました。 |
里親植樹の目録贈呈式の記念写真 |
柏ロータリークラブ植樹で柏市長も |
【里親記名板の除幕式】 |
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皆で綱をひき除幕 |
除幕にも力が入ります |
【シンボルツリーの植樹】 |
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シンボルツリーの植樹 |
廃材のチップ化 |
松ヶ崎城祭り |
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2回目になった、手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会主催の松ヶ崎城まつりは、11月14日(日) 午前10時15分から午後4時まで行われました。
午前10時15分からのオープニングでは、勇壮な呼魂太鼓の響きが、観客をとらえました。柏市秋山市長もあり、引続き銭太鼓とどじょうすくい。見学会も行いました。 お馴染み明治、大正の演歌の茗荷さん。初参加のオカリナの鈴木のぼるさん、近隣の方の尺八と出演者も多彩でした。 柏ロータリークラブのコーヒーなどの喫茶コーナーがあり、福祉作業所ポコアポコによる地元野菜販売や、松葉町のアーシアンさんによるアジアの小物・雑貨等の販売も行われました。 お天気が最初曇りで出足を心配しましたが、前回とほぼ同じくらいの300人ほどの人出となりました。 |
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勇壮な呼魂太鼓 |
バチさばきもさすが |
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珍しい銭太鼓 |
見学会は市長も参加 |
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茗荷さん |
オカリナの鈴木のぼるさん |